日々凶日

世の中を疎んでいる人間が世迷言を吐きつづけるブログです

時事所感

「異邦」としての東京

謳われる東京 1990年代以降、あの日本を破壊したテレビでは「東京」の歌が盛んに謳われた。テレビこそが第二の故郷であり、文化的素地であった僕らにとって東京とはまさしく「憧憬」そのものとなっている。 幽霊東京 / Ayase (self cover) 人も物も文化も何…

新型コロナは現代の元寇かもしれない

日本政府に感じる無能感 現在、日本政府はそこそこの努力はしている。厚生労働省では、毎日しっかりとした新型コロナにたいする報告を上げている*1し、中小企業庁は真っ先に資金繰りが苦しくなる中小企業向けの助成金*2を発表している。首相が言い間違えたが…

なぜこうも私を怒らせるのか

平泉澄と日本会議 今日の私は少しブチキレそうである。私は郷土史をこよなく愛し、その史的成果を重んずる人間である。要するに、その地に染み着いた信仰や風習から垣間見る歴史を楽しんでいる。 だが、そういうのを徹底的に否定するバカがいる。所謂、皇国…

道外と本土

最後の植民地 日本に残された最後の植民地、それは北海道と沖縄である。そんなことをいえば、自称愛国者さまが猛り狂いそうだが、近代史を見れば歴然とした事実である。 北海道、沖縄は近代以後、日本人が ・先住民族を同化させたり ・混血によってアイディ…

甘ったるい言葉に隠されたもの

何でも差別の世の中 現代はどれだけ綺麗なおしゃべりができるかがもっとも重視される時代である。職場においても、○○ハラスメントとみなされる言動は排除され、そこかしこでコンプライアンスが叫ばれる。 しかし、私はどうしてもその風潮に馴染めない。なぜ…

売国奴の見分け方

強い語感 「売国奴」、現代の日本でここまで語感が強いのに濫用されている言葉はない。たいていはある政策に反対する勢力によって、その政策を推し進める勢力を誹謗中傷するのに使われ、古くは日本人という近代意識が目覚める大政年間から使われていたらしい…